NEWS

ニュース

ニュース/コラム

穴男バルザローナでナガノゴールドが一発/凱旋門賞

2019年10月06日 16:50

  • 友だち追加数

 エネイブルの歴史的偉業を阻止する馬はいるのか、ジャイアントキリングを演じるのはどの馬か。その馬名で日本のファンも注目しているチェコ調教馬、ナガノゴールド(牡5、V・ルカ、父シックスティーズアイコン)が侮れない。

 実績的には今年6月の英国G2ハードウィックS2着が目立つ程度の馬。ただ、鞍上を務めるフランスのミカエル・バルザローナ騎手(28)は後世まで語り継がれるであろう大番狂わせをこれまでに2度、演じてきた。

 11年の英ダービーはエリザベス女王が自身の所有馬で悲願の英ダービー制覇を成し遂げるのでは、と期待されたレースだった。バルザローナは2番人気プールモアに騎乗。ライアン・ムーア騎手騎乗、女王所有の1番人気カールトンハウス(3着)をゴール前で容赦なく差し切った。

 そして、12年の英セントレジャー。エイダン・オブライエン厩舎の無敗馬キャメロットがニジンスキー以来42年ぶりの英3冠制覇を狙った一戦だった。バルザローナは9頭立て8番人気、単勝26倍の伏兵エンケに騎乗。直線でキャメロットが進路を失っている間に抜け出し、その追撃を封じてしまった。

 バルザローナはナガノゴールドに4走前の一度だけ騎乗しており、凱旋門賞と同じコースで行われたリステッド競走を豪快な差し切りで制している。エリザベス女王の英ダービー制覇、42年ぶりの英3冠誕生を阻止した穴男。後方待機ナガノゴールドが最後の直線、3連覇を狙うエネイブルを相手に一発を狙う。

出典:日刊スポーツ