香港ビューティージェネレーションが1年半ぶり敗戦
2019年10月21日 10:35

<シャティントロフィー>◇20日=シャティン(香港)◇G2◇芝1600メートル◇出走11頭
香港の怪物ビューティージェネレーション(セン7、J・ムーア、父ロードトゥロック)が敗れた。
単勝1・3倍の圧倒的人気だったが、3着に敗れ、昨年4月のチャンピオンズマイルから続けてきた連勝は10でストップした。
今月1日にG3戦を快勝。シーズン2戦目となるハンデキャップ戦で133ポンド(約60キロ)を背負って出走した。パートン騎手とともにいつもの逃げる形ではなく、この日は3番手からレースを進めたが、直線半ばで先頭に立ったものの、外から2頭に差し切られてしまった。
豪快な差し切りで制したのは5月に2400メートルのG1チャンピオンズ&チャターCで2着に好走したライズハイ。負担重量は119ポンド(約54キロ)だった。鞍上はC・ホー騎手で勝ちタイムは1分32秒82。勝ち馬と鼻差の2着が今年の香港ダービー2着馬ワイクク。こちらは115ポンド(約52キロ)の軽ハンデだった。
まさかの敗戦を喫したビューティージェネレーション。3連覇がかかる12月の香港マイルへ向け、どのように立て直してくるのか注目だ。