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昨年はKYダービー馬輩出のリズンスターS、良血馬ミスターモノモイが快勝

2020年02月16日 13:30

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 ケンタッキーダービー指定ポイント競走のG2リズンスターステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が、現地15日にフェアグラウンズ競馬場で登録馬多数のため分割施行された。

 ディビジョン1(Div1)では5番人気のミスターモノモイが好スタートからハナを切り、第3コーナーから併せにきた後続を直線で突き放し完勝。2馬身1/2差の2着に2番人気のエンフォーサブルが追い込み、1番人気のシルヴァーステートはさらに1/2馬身差の3着に終わった。

 また、Div2では6番人気のモダニストが4番人気のニューヨークトラフィックと馬体を併せるように先行し、直線で相手を振り切った。1馬身差の2着に4番人気のメジャーフェドが割って入り、ニューヨークトラフィックはさらにクビ差の3着。ブリーダーズカップジュベナイル2着馬で圧倒的人気を集めたアニュードールは9着に沈んだ。

 Div1を制したミスターモノモイはパレスマリス産駒で、半姉に2018年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬モノモイガールを持つ良血馬。重賞初制覇で通算成績を5戦2勝とした。Div2の覇者モダニストはアンクルモー産駒で重賞初制覇。デビュー3戦目の前走で未勝利を脱出していた。

 昨年のリズンスターSはクラシック戦線に直結し、勝ち馬のウォーオブウィルがプリークネスステークスを、2着馬のカントリーハウスはケンタッキーダービーを繰り上がり優勝。2017年の年度代表馬ガンランナーも2016年にこのレースを制すなど、活躍馬を続々と輩出している。