現地18日、愛カラ競馬場で行われたG2ミンストレルステークス（3歳以上、芝7ハロン）は、好位の内ラチ沿いから直線を迎えた2番人気のローマナイズドが、残り1ハロン標識手前で開いたスペースから末脚を炸裂させて快勝した。

　1馬身3/4差の2着に1番人気のランカスターハウスが逃げ粘り、さらに2馬身1/4差の3着に4番人気のサラウンディングが続いた。

　ローマナイズドは昨年に続きミンストレルSを連覇。重賞はG1愛2000ギニー、G1ジャックルマロワ賞と合わせ通算4勝目となった。

　レース後のK.コンドン調教師は、ローマナイズドが得意の良馬場ではなく稍重（Yielding）を克服して快勝したことを喜ぶと「またジャックルマロワ賞を勝ちにドーヴィルへ行くよ。レースを使って4週あるし、上積みもあるはずさ」と抱負を口にしていた。