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C・デムーロ「天国の父への贈り物です」/凱旋門賞

2020年10月06日 10:59

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<凱旋門賞>◇4日=仏パリロンシャン競馬場◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡牝◇出走11頭◇1着賞金171万4200ユーロ(約2億1400万円)

 凱旋門賞をソットサスで制したクリスチャン・デムーロ(28)はゴールの瞬間、こぶしを握り締め、引き揚げてくるときは馬をたたえながら、天を指さした。

 先月6日、クリスチャンと日本で活躍するミルコの父であるジョバンニさんが68歳で死去。亡くなった当日の6日にパリロンシャン競馬場のG3メゾンラフィットカップを制していたC・デムーロ騎手は夢の凱旋門賞制覇を果たし、天国の父に感謝を伝えた。

 レーシングポスト電子版は5日、レース後のC・デムーロ騎手のコメントを紹介している。「この勝利の瞬間が来るのを待ちわびていました。明日の朝起きたとき、実感が湧くのかもしれません。1カ月前に父を亡くしました。この勝利は天国の父への贈り物です。お父さんが天国から僕のことを見てくれているのを願っています」。

 ソットサスの走りを振り返ると、驚きの言葉が続いた。「愛チャンピオンSの前までは(ルジェ厩舎2頭出しのもう1頭)ラービアーに乗るつもりでした。ソットサスは昨年とは全然別の馬だったからです。心身ともに昨年の状態にはありませんでした。ただ、アイルランドのレース後すぐにルジェ師が言ってきたんです。ソットサスが復活してきた、と。ルジェ師がそう言うならば、私は彼を信じます。それでソットサスに乗りました。アイルランドのレースが彼の復活につながりましたね。フランスとは違うペースのレースを経験することがソットサスには必要でした。追い切りに乗ったとき、本当の状態に戻っていることを感じました」。ソットサスを勝利に導いた鞍上はレース前のやりとりを明かした。

出典:日刊スポーツ