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シャーラタン復活、仕切り直しの米G1マリブSでスピード見せつける

2020年12月27日 14:02

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 米G1マリブステークス(3歳以上、ダート7ハロン)が現地26日にサンタアニタパーク競馬場で6頭により争われ、好スタートから2番手につけた2番人気のシャーラタンが、最終コーナー先頭の構えから鞍上の見せムチだけで4馬身1/2差の圧勝を飾った。

 2着に序盤の最後方から中間点で進出を開始した5番人気のエクスプレストレイン、さらに1/2馬身の3着に4番人気コリュージョンイリュージョンが続き、デビュー3連勝で1番人気に推されたナッシュヴィルは逃げるも早々に捕まり、シャーラタンから8馬身1/4差の4着に完敗した。

 シャーラタンはデビュー3連勝で5月のG1アーカンソーダービーを制し、ケンタッキーダービーの有力候補に躍り出るも故障で回避。アーカンソーダービー後の薬物検査では違反も見つかり、失格の裁定を下されて最下位の9着に着順が変更された。今回は7か月半ぶりの仕切り直しで改めての重賞初制覇となった。M.スミス騎手はマリブSを3連覇(通算5勝目)としている。