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19日にサウジ騎手招待出場の菜七子「技術盗む」

2021年02月16日 10:10

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 UAE、マカオ、スウェーデン、英国に次ぐ5カ国目(地域含む)の海外騎乗は、石油大国サウジアラビアだ。藤田菜七子騎手(23=根本)が19日に行われる騎手招待競走「インターナショナル・ジョッキーズ・チャレンジ」(キングアブドゥルアジーズ競馬場)に参戦する。出場騎手は12カ国14人。最年少として世界の猛者と戦う。「招待してくれたのはうれしいですし、ありがたい。名誉なことだと思っています」と全力騎乗を誓った。

 全4競走の着順別ポイントで優勝者を決める大会。昨年は同チャレンジ選出後に小倉での落馬骨折により断念。同騎手にとって、海外騎乗は19年8月の英シャーガーC以来。世界的なコロナ禍で招待競走が減った中、19年6月のスウェーデンのウィメンズジョッキーズワールドCを優勝した“世界女王”のブランド力は今も健在だ。

 22日夜の帰国後は2週間の自主隔離が求められるが、得られるものも大きそうだ。メンバーには1歳年上で英国の女性騎手最多勝記録を2連連続で更新中のホリー・ドイル(24)の名前もある。「一緒のレースに乗ることで技術を盗むことができたら」。結果と経験。2つのみやげを手に帰国する心づもりだ。【松田直樹】

<インターナショナル・ジョッキーズ・チャレンジ出場予定騎手>

【男性騎手】

◇アデル・アルファライディ(26=サウジアラビア)

開催国サウジアラビアでブレイク中の若手代表。2年連続の参戦で上位進出を。

◇クリスチャン・デムーロ(28=イタリア)

兄ミルコはJRA騎手。20年凱旋門賞優勝など世界中で大競走を勝つ若き名手。

◇シェーン・フォーリー(32=アイルランド)

母国リーディングでは常に上位にランクイン。日本には招待含めて、4回来日。

◇ウィリアム・ビュイック(32=英国)

ゴドルフィン主戦騎手の1人。日本ではステルヴィオと18年マイルCSを優勝。

◇ジョン・ヴェラスケス(49=プエルトリコ)

ケンタッキーダービーを3回制した名手。12年には現役ながら米競馬殿堂入り。

◇ウィグベルト・ラモス(52=パナマ)

昨年は直前のけがで参戦できず。98年からサウジに拠点置くトップジョッキー。

◇ホルヘ・リカルド(59=ブラジル)

南米の伝説的騎手。20年9月に通算1万3000勝を達成。勝利数は世界最多。

【女性騎手】

◇藤田菜七子(23)

JRA騎手の紅一点。昨年は落馬骨折で参戦断念も今年は日の丸背負い優勝へ。

◇ホリー・ドイル(24=英国)

英国にて2年連続で女性騎手年間最多勝利記録を更新中。昨秋にはG1初制覇。

◇シビル・ヴォークト(25=スイス)

2年連続の参戦。昨年は総合2位。ドイツ拠点に欧州各国でレースに騎乗する。

◇マリア・アスコニーガ(27=アルゼンチン)

アルゼンチンで女性史上3人目の見習いを卒業した騎手。19年にはG1初制覇。

◇マリン・ホルムベリ(30=スウェーデン)

昨年、スウェーデンの1000ギニー、2000ギニー優勝。昨冬からドバイで騎乗中。

◇ジェシカ・マルチアリス(30=イタリア)

昨年、女性騎手史上初めて、仏G1優勝。息子を抱き勝利インタビューに登場。

◇ニエベス・ガルシア(43=スペイン)

母国女性騎手のパイオニア的存在。昨年、G1相当のカテゴリーA競走初優勝。

出典:日刊スポーツ