豪G1コーフィールドC、伏兵キングスウッドが大外克服で金星ゲット
2026年10月20日 13:00
現地17日、豪コーフィールド競馬場でG1コーフィールドカップ(芝2400m)が行われ、昨年の勝ち馬ハーフユアーズが落馬する波乱の展開の中で伏兵キングスウッドが金星を挙げた。
18頭立ての17番枠という不利な外枠から出たキングスウッドは道中は6番手付近の好位につけたものの、レースの大半で馬群の外を回らされる厳しい展開。最終コーナーでも大外に持ち出さざるを得なかったが、豪快な末脚で先行勢をなで斬り。2着のセイントジョージに0.5馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。
3着はさらに0.5馬身差でエンフジャール。1番人気に推されていたコズミッククルセイダーは4着に終わった。また最後の直線ではハーフユアーズが転倒して落馬し、それに巻きまれたオホープウィンズが競争を中止した。
G.ベッジグッド厩舎のキングスウッドは、2018年に欧州年度代表馬に輝きながら種牡馬としては1世代しか残せず早世したロアリングライオン産駒の7歳馬。昨年12月にはニュージーランドに遠征してG1ザビールクラシックを制覇し、今季はG1アンダーウッドステークスとG1マイトアンドパワーでいずれも4着と健闘していた。
豪競馬メディア『racing.com』によると、ベッジグッド調教師は17番枠に「ひどく落胆した。後ろから行くしかないな、と思ったよ」「私自身も騎手としてレースに出た経験があるので分かるが、外から見ていると『こう乗ってほしい、ああ乗ってほしい』と簡単に言えてしまうものだ。しかし、あの枠順から実際に結果を出すのは決して簡単なことではない」「だから、ほとんどすべてを彼(J.アレン騎手)に任せだんだ」と語った。
そのアレン騎手は「少しゴタゴタしたレース展開で序盤は外を3頭並走する形になったが、馬はいいリズムを保てていた。無理に急かして前へ行かせるようなことはしたくなかったので、1200メートル地点で周囲に動きがあったとき、あえてそれには反応せず流れに身を任せてレースを進める判断をした」「直線までうまく運べれば、きっと鋭い末脚を見せてくれると確信してたよ。実際、彼は楽な手応えで先行勢に並びかけ、そのまま突き放してくれたね」とレースを振り返った。
