ロックネイン騎手の執念の減量実る、リベルタンゴでBCジュベナイルターフスプリント制覇
2026年11月2日
現地30日、米キーンランド競馬場でG1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリント(2歳、芝5.5ハロン)が行われ、B.ロックネイン騎手が過酷な減量の末にレース寸前で騎乗可能となったリベルタンゴで勝利を手にした。
リベルタンゴはデビューから5戦すべてでロックネイン騎手が騎乗して英G2ロウザーステークス勝利、英G1チェヴァリーパークステークス2着などの実績を重ねたが、このレースの斤量が119ポンド(約54キロ)と軽かったことから、F.プラ騎手への乗り替わりが発表されていた。
しかしロックネイン騎手は賢明な減量の末にサウナでの調整なども経てレース直前に規定をクリア。G.ボーウィー調教師は土壇場で代打のプラ騎手ではなく主戦ジョッキーに鞍上を任せるとことを決めた。
レースでは内ラチ沿いをキープしつつ中団につけたリベルタンゴは、直線でロックネイン騎手が先行勢の外に持ち出すと鋭い末脚を披露。ライバルたちをまとめて差し切った。1馬身1/4差の2着はヘルオブアスピン、さらに3着はハーパーズコーナー降着により繰り上がったムサブとなった。
苦労の末に勝利を手にしたロックネイン騎手は「言葉が見つからない。この馬にはこれまで出走したすべてのレース、すべての調教で騎乗してきました。今日、騎乗を諦めなければならないのかと思っていた」と英競馬メディア『At The Races』にコメント。
「ここ2週間は体重管理に努めてた。フラヴィアン(プラ)には気の毒だが、サウナでなんとか規定の斤量まで落とすことができた。騎乗が決まったのは、レースのわずか45分前だった」と語った同騎手は、「他の誰かが彼女に乗ることを考えると、本当に辛かった。ジョージ(ボーウィー調教師)とチーム全員に感謝する」と続けていた。
