ジェニアル全妹のサヴァラン、差し切りで仏デビュー戦を快勝
2019年08月07日 11:57
父がディープインパクト、母は2010年の仏オークス馬サラフィナで、全兄に日本からフランスへ移籍したジェニアルを持つ2歳牝馬サヴァランが、現地6日に仏ドーヴィル競馬場のマレット賞(芝1500m)でデビュー。2着馬に1.5馬身差をつけて快勝した。
兄ジェニアルと同じ勝負服を背にしたサヴァランは、ラチ沿いの中団5番手で流れに乗り、迎えた直線で前方の馬が切れ込むと外に持ち出されて追撃。残り100mで馬体を並べてから一気に突き放す瞬発力を披露した。
マレット賞は出世レースとして注目を集めており、近年では2016年のロートシルト賞などG1レース2勝のケマー、2017年の仏オークス馬センガが、このレース2着から飛躍を遂げている。