豪G1制覇リスグラシューのレーティング、ウィンクスには及ばずも高評価
2019年10月29日 13:30
ダニールオサリバン氏がracing.comに寄稿したところによると、現地26日に豪G1コックスプレートを勝った日本調教馬リスグラシューがWFAパフォーマンスレーティングで108という評価を受けた。昨年まで前人未到の4連覇を果たしたウィンクスはコックスプレートを初勝利した2015年のレーティングが113。2016年は115.5、2017年は110、そして2018年は111としていて、豪州史上屈指の名牝には及ばなかった。
もっとも、過去4年間でウィンクス以外の豪州調教馬がレーティング108以上をマークしたのはたったの4回。2016年のターンブルステークスを勝ったハートネルの111、2017年のコックスプレートでウィンクスの2着だったヒューミドールの109.4、2018年のキングストンタウンクラシックを制したアルカディアクイーンの108.5、2017年のザBMWを圧勝したジャメカの108しかない。
WFAの中距離戦で勝ち馬に与えているレーティングは、ここ数年は103~105が相場。そうした背景からも、リスグラシューの印象的なコックスプレート制覇は高く評価されたと言える。