名種牡馬タピット産駒の総賞金額1億5000万ドル突破、史上3頭目の快挙
2019年12月17日 11:10
名種牡馬タピットが現地15日、北米をベースとする種牡馬では史上3頭目となる産駒の総賞金額1億5000万ドル(約164億3000万円)突破を達成した。
タピットはシアトルスルー系プルピット産駒で、母の父アンブライドルドという血統。現役時代は2004年にG1ウッドメモリアルステークスを制した。
真価を発揮したのは種牡馬入り後で、初年度産駒からブリーダーズカップジュベナイルフィリーズなどG1を5勝したスターダムバウンド、日本でG1フェブラリーステークスを勝ったテスタマッタなどを輩出。2014年からは3年連続で北米リーディングサイアーに輝いた。
なお現時点で産駒の歴代賞金王はジャイアンツコーズウェイ(約1億6650万ドル)で、2位はスマートストライク(約1億5170万ドル)。ただし現在18歳のタピットはジャイアンツコーズウェイより4年、スマートストライクより7年早い12年での大台到達を果たしている。