ゴドルフィンのモハメド殿下、英国に大量のPPEを寄付
2020年05月01日 12:06
ゴドルフィンのオーナーとして知られるドバイのモハメド殿下が、新型コロナウイルス対策としてイギリスの国民保健サービス(NHS)に60トンものPPE(個人防護具)を寄付した。
これは英競馬メディア『racingpost.com』が現地30日に報じたもの。この日の午後にはすでにモハメド殿下が中国から調達したフェイスマスクなどを積んだ貨物コンテナが英ロンドン・ヒースロー空港に到着したという。
殿下のスポークスマンによると、この寄付は「深く、長い英国との付き合いによるもの」で、「殿下は英国のヘルスワーカーたちの安全確保にわずかでも貢献すると決意している」という。
イギリスではすでに2万6711人が新型コロナウイルスのため死亡。前日から674人の増加だが、ボリス・ジョンソン英首相は「感染のピークは過ぎた」と主張している。