現地20日のサウジカップでアメリカの強豪たちと激突する昨年の仏ダービー馬ミシュリフだが、陣営は勝利の自信を強めているようだ。

　J.ゴスデン厩舎のメイクビリーヴ産駒ミシュリフは、昨年7月に仏ダービーなど芝の中距離レースを3連勝。そしてその前の2月には、今回と同じサウジアラビアで行われたサンバサウジダービーカップ（ダート8ハロン）で日本馬フルフラットの2着と好走した実績がある。

　陣営のレーシングマネージャーは「すべてが順調。ミシュリフには全くの手のかかることがなかった。ターンの時も完璧に対応した。要求されたことは全てこなしてくれる馬なんだ。カメラの前でポーズをとることも楽しんでいるくらいさ」とコメント。万全の状態でレースを迎えられることを強調していた。