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米国の名牝モノモイガールが引退、BCディスタフなどG1を7勝

2021年09月23日 13:03

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 G1レースを7勝したアメリカの名牝、モノモイガールが調教中に骨折。現役引退が決まった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 B.コックス調教師は「21日の朝にいつものギャロップを終えて帰ってくると右前脚を少し気にしていたので検査したところ、種子骨に骨折が見つかった。もちろん非常に失望している」とコメント。「残念ながら競走馬としてのキャリアは終わりだろう」と話している。

 タピザー産駒のモノモイガールは3歳だった2018年にケンタッキーオークスやブリーダーズカップディスタフなどG1を5勝。2019年は故障のため未出走だったが、昨年は再びBCディスタフを制すなど4連勝を飾って米最優秀ダート古牝馬に選出された。

 今年は2月のG3バヤコアステークスを勝つも、4月のG1アップルブロッサムハンデキャップでレトルースカの2着に終わって連勝がストップ。これがラストランとなった。通算成績は17戦14勝2着3回。

 共同オーナーのスペンドスリフトファームによると、モノモイガールはケンタッキー州レキシントンの牧場で繁殖入りに備えるもよう。初年度の交配相手はまだ未定だという。