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ジュンコがダルシャーン賞を楽勝、フランスからドバイターフ参戦へ

2023年03月08日 13:29

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 フランスのシャンティイ競馬場で現地4日にドバイ前哨戦として利用されるダルシャーン賞(4歳以上、オールウェザー1900m)が5頭により争われ、1番人気のジュンコが3番手追走から直線の瞬発力勝負をノーステッキで制した。

 5頭は1馬身半から2馬身ほどの等間隔で道中を運び、ジュンコは超スローペースに折り合いもつくと、迎えた直線では外から楽々と前方の2頭をかわして2着のモンティ(3番人気)に1馬身1/2差をつける楽勝。さらに1/2馬身差の3着には2番人気のボタニクが逃げ粘った。

 ジュンコはヴェルテメール兄弟が生産・所有するアンテロ産駒の4歳セン馬でA.ファーブル調教師が管理。昨年4月にデビュー3連勝でG3ノアイユ賞を制すもセン馬のためクラシック出走権がなく、3カ月後のウジェーヌアダム賞(3着)からギヨームドルナノ賞(2着)、ドラール賞(2着)とG2で惜敗が続いた。今回は5カ月ぶりの4歳初戦で通算4勝目としている。

 なお、アンテロを繋養するボーモン牧場の公式ツイッターはジュンコの次走をドバイターフと示唆。ゴドルフィンが所有する3着のボタニクはドバイシーマクラシックに登録がある。