日本からイクイノックスらが参戦を予定している現地25日のG1ドバイシーマクラシックを、有力馬の一頭と見られていたエミリーアップジョンが回避することが分かった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

　エミリーアップジョンはJ＆T.ゴスデン厩舎が管理するシーザスターズ産駒の4歳牝馬。昨年はL.デットーリ騎手とのコンビで春のG1英オークス2着、秋のG1英チャンピオンズフィリーズ＆メアズステークス1着などの活躍を見せ、主要ブックメーカーによるドバイシーマクラシックの前売りではイクイノックスに次ぐ2番人気に推されていた。

　J.ゴスデン調教師はドバイ遠征回避の理由を「まだコンディションがピークに戻っていないので、目標を初夏に切り替えることにした。単純に彼女が自分を取り戻すために、春のうちは時間が必要だということ」と説明している。