現地9日、米ベルモントパーク競馬場でG2ベルモントゴールドカップ（芝16ハロン）が行われ、欧州から遠征してきたW.ビュイック騎乗のシスカニーが1番人気に応えた。

　内の5番手で流れに乗ったシスカニーは終盤までポジションをキープし、第3コーナーからは先行勢の外に出してロングスパート。直線半ばでアメージンググレースをとらえると、追い込んできたザグレイウィザードも2馬身差で退けた。

　C.アップルビー厩舎のシスカニーはドバウィ産駒の5歳馬でゴドルフィン所有馬。昨秋の独G1バイエルン大賞で3着、今年2月にはドバイG3ナドアルシバトロフィーで重賞初制覇を果たしており、今回は英G2ヨークシャーカップ5着からの巻き返しで重賞2勝目を手にした。