英グッドウッド競馬場で芝10ハロンのリステッドを圧勝し、愛オークスの注目馬に浮上したシャドウェル所有のアルアシーファが、ロイヤルアスコット開催の3歳牝馬によるG2リブルスデールステークス（芝12ハロン）に追加登録した。

　アルアシーファは現地11日の前走を勝ったばかりで、レース後にはレーシングマネージャーのA.ゴールド氏が愛オークス（7月22日）への追加登録も示唆していた。しかし、英競馬メディア『racingpost.com』などによると、ゴールド氏は「（前走が）比較的楽なレースだったし、レース後の状態も非常に良かったようだ。数日してからジョン（ゴスデン調教師）と話し合ったが、見たところ彼女は万全に思えると言っていた」と、2週間足らずでのレースになることも問題ないとの見解を示している。

　初の12ハロンについてゴールド氏は「こなせなかったら驚くよ。見てみるまで分からないが、ジム（クローリー騎手）はあの日の誰よりも好感触を得たと思う。彼女はゴールまで真っ直ぐに走ったし、距離に関しては心配してないと彼が言っていた」と自信を見せている。

　また、リブルスデールSから愛オークスまで1カ月あるため、ゴールド氏は馬場状態によりアルアシーファを追加登録する可能性があることも付け加えている。