エルプラドからサドラーズウェルズに遡るフライングアーチー産駒のアルトーリアスは、2021年2月のブルーダイヤモンドステークスと2023年3月のカンタベリーステークスでG1レースを2勝。通算17戦3勝ではあるものの、最低でも6着とキャリアを通じて堅実に活躍した。

　昨年の欧州遠征ではプラチナジュビリーステークスとジュライカップで連続3着に健闘し、今年もロイヤルアスコット遠征を敢行。現役最後のレースとなった24日のクイーンエリザベス2世ジュビリーステークス（昨年はプラチナジュビリーSの名称）でも勝ち馬のカーデムから約3馬身差の4着でゴールしている。

　今後はエクストリームチョイスやキャピタリストなどを繋養する豪州のニューゲートファームで種牡馬に転身する。