現地4日、英グッドウッド競馬場でG2キングジョージステークス（芝5ハロン）が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたハイフィールドプリンセスがG1馬の貫録を示した。

　好スタートを切って2番手に付けたハイフィールドプリンセスは持ったまま中盤で早くも先頭に立ち、残り1ハロン手前で鞍上が追い出すと後続を寄せ付けず。2着のホワイトラベンダーに3馬身差の完勝だった。

　J.クイン厩舎のハイフィールドプリンセスはナイトオブサンダー産駒の6歳牝馬。5歳となった昨年に遅咲きの才能が開花し、モーリスドゲスト賞、ナンソープステークス、フライングファイブステークスと欧州各国の短距離G1を3連勝した。

　今年に入ってからはロイヤルアスコットでのキングズスタンドステークス2着、クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス3着など勝ち切れていなかったが、今回は格の違いをしっかり見せつけた。