現地13日、仏ドーヴィル競馬場でG3ミネルヴ賞（3歳牝馬、芝2500m）が行われ、A.ルメートル騎乗のエンガリーヴが接戦を制した。

　中段に待機して機を伺ったエンガリーヴは残り600メートル付近から早くも鞍上の手が動き始める厳しい展開。直線に入ってからもなかなか上がっていけなかったが、残り約100メートルから鋭く伸びて4頭がほぼ横一線の接戦をハナ差で制した（2着はC.デムーロ騎乗のチンギススター）。

　ガリウェイ産駒のエンガリーヴは今年3月の初勝利から3連勝し、6月の仏G3ロワイヨーモン賞では3着。それ以来のレースだったここで重賞初勝利を手にした。