豪ランドウィック競馬場でG2トラムウェイステークス（3歳以上、芝1400m）が現地2日に行われ、2番人気のペリクレスがジワりとハナに立ってマイペースに持ち込むと、2番手から食い下がる最低14番人気のスカイマンに0.95馬身差をつけて逃げ切った。

　3頭の首の上げ下げによる3着争いを、中団の内ラチ沿いから馬群を割った3番人気のホープインユアハートが制し、好位から外を回った1番人気のオレンティアは3着に0.08馬身及ばず5着に敗れた。

　ペリクレスはJ.カミングス調教師が管理するゴドルフィン所有のストリートボス産駒で、3歳の昨シーズンは2月のG2オータムクラシックで重賞初制覇を飾り、次戦のローズヒルギニーでは0.06馬身差の2着とG1制覇に迫った。4歳の今季は前走のハンデ戦から2連勝で2度目の重賞制覇としている。