現地8日、豪ランドウィック競馬場でG1クイーンオブザターフステークス（3歳以上牝馬、芝1600m）が行われ、N.ローウィラー騎乗のアティシューが快勝した。

　縦長となった馬群の中段で機をうかがっていたアティシューは、内ラチ沿いをぴったりと回るコーナーワークでポジションを上げ、直線では三分どころに持ち出してスパート。最後は2番人気のホープインユアハートを2.49馬身差で退けた。

　昨年のG1サラウンドステークス勝ち馬ヒンジドは最後方から追い上げるも4着まで。昨年の英G1ジュライカップなど欧州G1を4勝している1番人気アルコールフリーは先行したものの10着に沈んだ。

　C.ウォーラー厩舎のアティシューはサヴァビール産駒の5歳馬。今季は4走前のG2メイトリアークステークスを制すなど重賞で好走を続けており、今回が待望のG1初制覇となった。