豪ランドウィック競馬場で現地11日にG2アポロステークス（3歳以上、芝1400m）が行われ、秋初戦を迎えた単勝1.6倍のアナモーが4番手で流れに乗ると、逃げ粘る6番人気ヒンジドに直線残り200mで並び掛け、J.マクドナルド騎手から気合いづけのステッキ一発で貫禄勝ちした（0.66馬身差）。

　2番人気のファンガールが後方から内ラチ沿いをすくってさらに0.43馬身差の3着に続き、香港マイル以来の帰国初戦となったローズオブインディシーズ（5番人気）は、逃げ馬から差なく2番手追走も伸び切れず6着に終わった。

　ゴドルフィン所有馬として最多のG1レース7勝を誇るアナモーは、それらを含め今回で重賞11勝目。豪競馬メディア『racing.com』はアナモーの次走を2月25日のG1チッピングノートンステークスと報じている。