ニュージーランドで活躍中の浅野一哉騎手が現地11日にテラパ競馬場で行われたG1BCDスプリント（芝1400m）で4番人気のバビロンベルリンに騎乗。先頭で直線に入るも1番人気のインペラトリスに捕まり4.5馬身差の2着に終わった。

　レースは発馬直後に9番人気ムスタングバレーの騎手が落馬。浅野騎手とバビロンベルリンは序盤の2番手からジワりとハナに立つも、それと同時にカラ馬が進出してきて絡まれてしまう。どうにかしのいでいたものの直線半ばで中団追走のインペラトリスに捕まり、抵抗も及ばず突き放された。さらに1.5馬身差の3着には連覇を狙った2番人気のレヴァンテが続いている。

　インペラトリスは元旦のG1レイルウェイステークス、前走のG2ウェストバリークラシックに続いて重賞3連勝。通算4度目のG1制覇で重賞は9勝目とした。

　一方、バビロンベルリンはレイルウェイSでインペラトリスに0.2馬身差、前走のJR&Nバーケットテレグラフではレヴァンテに0.4馬身差で惜敗しており、G1レースで3戦連続の2着と惜しいレースが続いている。