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アルコールフリーが外傷でスプリントCを回避、10月の英チャンピオンズデーで引退へ

2022年08月24日 11:47

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 7月9日にスプリントG1のジュライカップを制し、同27日にはマイルG1のサセックスステークスでバスラットレオンと接戦の3着にもなったアルコールフリーが、外傷のため次戦に予定していたG1スプリントカップ(9月3日)を回避することになった。

 具体的な負傷箇所は明らかにされていないものの、A.ボールディング調教師は「彼女は数針縫った。彼女のキャリアを終えさせるほどの物ではないといいが、ヘイドック(スプリントC)で仕上がった状態にするには非常に困難だから、取り止めて別のプランに当たるとする」と状況を説明。

 今後については「彼女の反応を見ながらというだけさ。傷口を縫ったし、その様子を見る必要がある。他の機会を考えることなく1日ずつだね」「1週間もすればさらに状況が分かるだろう。競馬には体調不良や失意がつき物だから慣れたものだよ」と、慎重な中にも回復を見通している。

 なお、現地23日付けの英競馬メディア『racingpost.com』によると、アルコールフリーのオーナーは10月15日の英チャンピオンズデー(アスコット競馬場)で引退させることを明言。ラストランは英チャンピオンズスプリントステークスかクイーンエリザベス2世ステークスとコメントしている。