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アリゲーターブラッド、破産の馬主が手放し豪州のレースに出走可能へ

2022年08月24日 11:45

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 オーナーの破産によってオーストラリアでの出走権利を停止されているアリゲーターブラッドの問題が一転して解決。競走可能になったことを『racing.com』などの現地競馬メディアが22日付けで報じた。

 アリゲーターブラッドは馬主のA.エンドレス氏が破産状態にあるため、ヴィクトリア州やニューサウスウェールズ州といった豪州競馬の主要主催者から出走停止の措置が取られていた。そのため、馬主サイドは日本や香港への遠征も含めて現役続行の道を探っていたが、エンドレス氏がアリゲーターブラッドの所有およびマネージメント権を売却。関係を断ったことが明らかになった。

 エンドレス氏は22日に公表した声明の中に「G.ハーベイ氏がアリゲーターブラッドの6割の所有権を購入し、R&J.シンプソン氏が残りの4割を保持する」「アリゲーターブラッドの売却は私の人生において最も情緒に迫りタフな決断だった」と記している。

 なお、この声明を受けてレーシングヴィクトリア(RV)はリリースを公開し、今後のアリゲーターブラッドは所有権の過半数を保有するハーベイ氏の勝負服で出走すると発表している。