現地16日、豪フレミントン競馬場でG2ボビールイスクオリティ（4歳以上、芝1200m）が行われ、先行した2番人気のスターパトロールが3番人気キングオブスパルタの追い上げを0.1馬身抑えて勝利を手にした。

　直線コースで争われた一戦は、内ラチ側の1頭を除く9頭が外ラチ側を進み、2頭で先行したスターパトロールは集団を3馬身ほどリードする積極策。残り300m付近で抜け出してからキングオブスパルタの猛追を受けたが、二枚腰を発揮して食い下がる相手を退けた。さらに0.1馬身差の3着にはキングオブスパルタと道中並走の1番人気ベネデッタが続いている。

　スターパトロールはC.マクドナルド調教師が管理するスタースパングルドバナー（父ショワジール）産駒の5歳セン馬で重賞初制覇。3歳終盤の昨年3月に7戦目で初勝利を挙げると一気に3連勝したが、今回と同舞台で行われた前走のニューマーケットハンデキャップでは13着とG1の壁に跳ね返されていた。