日本で走ったブレイブスマッシュの産駒キモチが、現地18日のG1豪1000ギニーで惜敗続きに終止符を打とうと意気込んでいる。豪競馬メディア『racing.com』が報じた。

　キモチはここまで通算8戦で1勝のみ。それでも今季は8月からG2を3戦して3着、2着、2着と好走し、9月末のG1フライトステークスでも2着に入ったように3歳牝馬戦線でも上位の力量を示した。今回は今月7日のリステッド（3着）をひと叩きして悲願の重賞初勝利となるG1制覇に臨む。

　G.ポルテッリ調教師は「彼女は不運な春を過ごした。とてもフラストレーションがたまっている」とコメント。今回の4番枠という枠順に関しては「（鞍上の）クレイグ・ウィリアムズは内ラチから遠く離れていないことを確認できるはず。コーフィールドではそれが重要なんだ」と内寄りの枠を喜んでいた。