現地27日、米ガルフストリームパーク競馬場でG2ペガサスワールドカップフィリー＆メアターフ（4歳以上、芝8.5ハロン）が11頭により争われ、逃げ馬と並ぶようにして隊列を率いた1番人気のディディアが直線半ばで抜け出すと、中団から内ラチ沿いを突く9番人気サプライジングリーの追い上げを振り切った（クビ差）。

　さらに1馬身1/2差の3着争いを4番人気のルビーネルが制し、2番人気のスターフォートレスは8番手追走から最下位の11着に沈んだ。

　ディディアはI.コレアス調教師が管理するオーペン産駒の6歳馬で、米国の重賞は昨年10月のG2ロデオドライブステークスに続く3勝目。移籍前のアルゼンチンではG1レース2勝を含む重賞3勝を挙げていた。