現地7日、米サンタアニタパーク競馬場でG2ロデオドライブステークス（3歳以上牝馬、芝10ハロン）が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたディディアが勝利した。

　序盤は中段に控えたディディアは向こう正面で3番手まで上がり、コーナーでは大外を回りながら仕掛けて直線入り口で先頭へ。リードを保ったまま危なげなくゴールへ飛び込んだ。

　1馬身3/4差の2着はG1デルマーオークス勝ちの3歳馬アニゼット。G2を2連勝中だったクロージングリマークスは4着に終わった。

　ディディアはブラジルで生まれたオーペン産駒の5歳馬。アルゼンチンでデビューしてG1を2勝し、昨年にアメリカのI.コレアス厩舎へ移籍した。アメリカでは4連勝で今年5月のG3モデスティステークスを制覇。6月のG1ニューヨークステークス2着で連勝は止まったが、休み明けの一戦を制して11月3日のG1ブリーダーズカップフィリー＆メアターフの優先出走権を獲得した。