フォーミダブルマンが米G2デルマーマイルS快勝、BCマイルに直行か
2025年09月04日 12:50

現地8月30日、米G2デルマーマイルステークス(芝8ハロン)がデルマー競馬場で行われ、U.リスポリ騎乗のフォーミダブルマンが鮮やかに差し切った。
後方2番手に控えたフォーミダブルマンは第3コーナーからロングスパートを開始。コーナーワークで内ラチ沿いから先行勢の外に持ち出すと、逃げるカボスピリットをかわしたアルメンダレスもあっさりとらえて先頭へ。そのままリードを広げて1馬身半差の勝利を収めた。G1シューメーカーマイルステークスの勝ち馬キングオブゴスフォードは最下位の6着に沈んだ。
M.マッカーシー厩舎のフォーミダブルマンはシティオブライト産駒の4歳馬で、母父はサンデーサイレンス産駒のサイレントネーム。昨年11月のハリウッドダービーでG1初制覇し、今年は3月のG1フランクE.キルローマイルを快勝。5月のシューメーカーマイルSは4着だったが、7月のG2エディーリードステークス、そして今回と得意のデルマー競馬場で重賞2連勝。これで今年のBCマイルが行われる同競馬場の芝レースはデビューから6戦無敗となった。
マッカーシー調教師は今後について、「(11月1日の)BCマイルまで出走しないかもしれない。選択肢は残しておくが、9週間の休み明けでも彼は実力を発揮すると思う」とコメント。BCマイルに直行する可能性を示唆した。