7日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われるムーランドロンシャン賞（G1、芝1600メートル）の出馬投票と追加登録が4日に締め切られた。

　前日（3日）時点で13頭が登録していたが、バルマカラとホタツェルの2頭が登録を取り消し。地元フランス調教馬でドーヴィルのG3を勝っているサーラン（牡3、F・グラファール）が追加登録を行い、出走予定馬は12頭となっている。

　登録しているのはマハバヤサナフィ、クドワー、ロザリオン、ダンシングジェミナイ、ゴートゥファースト、リードアーティスト、パーシカ、アルカントール、サーラン、ザライオンインウィンター、アンリマティス、セレンゲティ。5日に枠順と騎手が確定する。

　大手ブックメーカー各社の単勝前売りではアイルランドのアンリマティス（牡3、A・オブライエン）、英国のロザリオン（牡4、R・ハノン）の2頭が1番人気を争う状況。これにダンシングジェミナイ、リードアーティスト、クドワーなどが続いている。日本調教馬ゴートゥファースト（牡5、新谷）は7、8番人気だが、単勝オッズは15～17倍程度に設定されており、チャンスのある1頭と評価されている。

　今年のムーランドロンシャン賞はJRAで海外馬券発売が行われる（オッズは日本独自のもの）。

出典：日刊スポーツ