リンダーマンが豪G2チェルムスフォードSを逃げ切り、惜敗のサーデリウスはコックスプレートが目標
2025年09月10日 12:29

現地6日、豪ランドウィック競馬場で行われたG2チェルムスフォードステークス(3歳以上、芝1600m)は、3番人気のリンダーマンが好スタートから先頭に立ってマイペースに持ち込み、道中4番手から追い上げる2番人気のサーデリウスを際どく振り切った(0.16馬身差)。
1.92馬身差の3着には5番手追走の6番人気ヴォバンが続き、単勝1.75倍の人気を集めたチェオルウルフはヴォバンの1列後ろから末脚不発でさらに0.39馬身差の4着に敗れた。
C.ウォーラー調教師が管理するリンダーマンはロンロ産駒の6歳セン馬で昨年10月のG3クレイヴンプレート以来となる4度目の重賞制覇。今年3月にはG1ベリーエレガントステークス(3着)とG1ランヴェットステークス(2着)で上位争いを演じていたが、5月以降は前走のG1ウィンクスステークスまで3戦連続の9着以下と精彩を欠いていた。
豪競馬メディア『racenet.com.au』はリンダーマンの次走を賞金100万豪ドルのセブンステークス(9月20日)と報じた。また『racing.com』によると、2着のサーデリウスと3着のヴォバンを共同管理するG.ウォーターハウス調教師は、コックスプレートを目標とするサーデリウスを次走でG3ナチュラリズムステークス、ヴォバンをG3キングストンタウンステークスからコーフィールドカップに向けると明かしている。