いざ凱旋門賞!クロワデュノールの北村友一騎手が語る伸びしろ「あと2段階上げて…」/一問一答
2025年09月15日 16:10

<プランスドランジュ賞>◇14日=パリロンシャン(フランス)◇G3◇芝2000メートル◇3歳上◇出走7頭
ダービー馬クロワデュノール(牡3、斉藤崇)で勝利を挙げた北村友一騎手がレースを振り返り、本番の凱旋門賞へ向け、気を引き締めた。
◇ ◇ ◇
-レースを振り返って
「馬の雰囲気、返し馬の雰囲気、ゲート裏の雰囲気、ゲートの中、いろいろと課題が多い…、『まだまだ修正しなければいけないところがあるな』というのを感じました。それでも馬の力でしっかりと勝ち切ってくれたので、そこはさすがだなと思ってます」
-課題というのはクロワデュノールに対してですか、騎手に対してですか?
「両方ですね」
-レース直前のクロワデュノールの状態は?
「いいときは落ち着いて、すごくリラックスして、はずんでくるようなキャンターをしてくれるんですけど、今日は少し力みが強く、ハミにまだ頼って走ってくる部分が多いかなと感じました」
-あらためて、スタート、道中、直線のポイントは?
「ペースが遅い中でもしっかりと待つこともできましたし、上り下り…、下りでも馬が極端に力むようなところがなかったので、そのあたりはよかったと思いますけど、4コーナーを迎える前の、馬の息の入り方、そこから徐々にギアを上げていくというところが、まだうまくできなかったなと思います」
-パリロンシャン競馬場の馬場やコースは?
「今日のところは問題なかったです」
-凱旋門賞へ向けた手応えはどうですか?
「今回は調整も含めて、レースでも、すごくいいパフォーマンスというところに、もっていけなかったので、その、もっていけなかった原因をしっかりと修正して、次の凱旋門賞に向けて、もっともっとコンディションを、あと2段階くらい上げていけたらいいなと思います」
-日本で応援していたファンにメッセージをお願いします
「応援していただいてありがとうございました。日本ダービー馬がこのロンシャンの競馬場で走り、しっかりと前哨戦を勝つことができて、まずはホッとしています。僕自身もこうして日本ダービー馬にロンシャンのこの場所で乗れるということを、すごく光栄なことですし、すごくいい経験になっているので、それを次に向けても、日本でも生かしていきたいなと思いますし、馬自身も次もっともっと頑張ってもらえるようにしっかりと調整してレースに挑みたいと思います。応援ありがとうございます」