カナダと米国で活躍を続ける木村和士騎手が、現地20日のロスアラミトス競馬場でのレースで北米通算1000勝を達成した。

　北海道出身の木村騎手は2018年にカナダでの騎乗を開始。同年にカナダ競馬の年間表彰に相当するソヴリン賞で優秀見習騎手に選出されると、21年からは3年連続で同賞の最優秀騎手に選ばれた。現在は米国の南カリフォルニアを拠点とし、今年5月のG1ダービーシティディスタフステークスをコピオンで制すなどステークスレースで37勝を挙げている。

　米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、木村騎手は「最大の目標は、世界最高のジョッキーになること」「もし世界最高のジョッキーは誰かと尋ねる人がいれば、誰もが木村和士だと答えてくれるようになりたい」と語った。