フランスの凱旋門賞（G1、芝2400メートル、10月5日＝パリロンシャン）まで今年も残り2週間となった。

　レーシングポスト電子版は21日、「英国とアイルランドのファンのチケット購入が18％増加」という見出しで記事を掲載。「今年は事前に予約した熱心なファンがロンシャン競馬場（パリロンシャン競馬場）に集まる兆しが見えている」と伝えている。

　パリロンシャン競馬場がスタンド改修工事を終え、再オープンとなった18年の凱旋門賞は4万5000人が入場。ただ、ブルーストッキングが制した昨年は強い雨の中で行われ、当日券がまったく売れなかったため、観客がわずか2万2300人にとどまっていた。今年は前売りが好調のようで、レーシングポストによると、主催者であるフランスギャロの関係者は「チケットの売れ行きは好調で、過去5年間で最も売れています。英国とアイルランドへ向けた販売枚数は昨年の同時期と比較して18％増加しています」とコメントしている。

出典：日刊スポーツ