【凱旋門賞】「準備は順調に進んでいる」オルフェーヴルと同じ芝でアロヒアリイが絶好1週前追い
2025年09月24日 17:50

凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)に向け、歴史的な勝利を狙う日本馬の1頭、アロヒアリイ(牡3、田中博)が23日、滞在するシャンティイで1週前追い切りを行った。
かつて凱旋門賞に挑んだ母の父オルフェーヴルも駆け抜けた広大なエーグル調教場の芝の上で絶好のフットワークを披露。フランスギャロの公式X(旧ツイッター)は動画を投稿し、「凱旋門賞、12日後に迫る! アロヒアリイが今朝シャンティイのエーグル調教場で追い切りました」と伝えた。また、現地フランスの競馬日刊紙「パリチュルフ」電子版も「ギヨームドルナノ賞覇者の3歳馬、アロヒアリイが調教パートナーとともに好調な走りを見せました。先週、パリロンシャン競馬場をコースを試走し、準備は順調に進んでいるようです」と報じている。
日本国内では新馬戦を勝っただけの1勝馬だったが、夏のドーヴィルで有力なステップレースのひとつ、ギヨームドルナノ賞を快勝。母の父オルフェーヴル(2年連続2着)があと少しで届かなかった凱旋門賞の勝利をつかみ取りたい。