【凱旋門賞】仏オークス馬ゲゾラにグラファール師は自信「絶好調です。彼女に幸運が訪れれば」
2025年09月26日 11:45

フランスの競馬専門チャンネル「エキディア」が24日、公式ホームページでフランシス・グラファール調教師(48)の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)へ向けたインタビュー動画をアップしている。
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グラファール厩舎は昨年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者ゴリアット(セン5)、今年の同レース覇者カランダガン(セン4)がいずれもセン馬のため、凱旋門賞の出走資格を持たず。ただ、仏オークス馬ゲゾラ(牝3)、ジャンロマネ賞覇者クイジサーナ(牝5)、プランスドランジュ賞2着ダリズ(牡3)という強力な3頭出しを予定している。アンドレ・ファーブル厩舎、ジャン・クロード・ルジェ厩舎の2強がずっと君臨してきた厩舎リーディングも今年はここまで国内トップを独走し、初のリーディングトレーナーの座が見えてきた。
グラファール師はまず、仏オークス馬 で、前哨戦のヴェルメイユ賞でアヴァンチュールの2着に好走したゲゾラについて、自信たっぷりに語った。「ゲゾラは絶好調です。エーグルのキャンターは本当に素晴らしい動きでした。あとは来週の火曜日に追い切れば最高の状態で凱旋門賞に向かうことができます。秋の始動戦のヴェルメイユ賞はいい走りでしたし、凱旋門賞に挑戦します。とても難しいレースですが、彼女に幸運が訪れればいいですね。とても扱いやすい牝馬なので、距離も軟らかい馬場も苦にすることはないと思います。10月5日の午後にどんな結果が出るのかを楽しみにしましょう」。
ジャンロマネ賞で優先出走権を獲得し、現在4連勝中のクイジサーナについても「すごい牝馬ですよ。性格もわかっているので、ジャンロマネ賞のあとは直行することにしました。距離も馬場も気にしません。今朝(24日)の(シャンティイ競馬場の)芝コースの追い切りも良かったです」と伝えている。