【凱旋門賞】低評価も「気にしません。だって馬はオッズを知らないから」愛のホタツェル陣営
2025年10月03日 15:25

凱旋門賞(G1、芝2400メートル、5日=パリロンシャン)の枠順が2日、決定した。
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愛チャンピオンS4着から参戦するアイルランドのホタツェル(牡3、J・ハリントン)は11番ゲートに決まった。鞍上は主戦のシェーン・フォーリー騎手。前走の2000メートルがこれまでの最長距離で、初の2400メートルになる今回は未知数な面が大きい。ただ、昨年10月下旬のフューチュリティトロフィー(英国)では道悪馬場でドラクロワを撃破し、G1制覇。パリロンシャン競馬場の馬場が降雨で重くなることは大きな味方になりそうだ。
「アットザレーシズ」電子版によると、ホタツェルを管理するジェシカ・ハリントン調教師は「パリは雨が降りそうで、土曜の夜も雨の予報が出ています。(愛チャンピオンSが行われたレパーズタウン競馬場の馬場は)それほどソフトではなかったですね。今回は距離を2400メートルに延ばして賭けに出ます」とコメント。ブックメーカーの単勝前売りオッズは101倍の低評価が目立っているが、「彼は単勝万馬券のオッズの伏兵だけど、気にしません。だって、彼(馬)はオッズを知らないから。いい結果を期待しています」と大舞台への意気込みを語っている。