「カズシが素晴らしい」木村和士騎手がサンタアニタでG3制覇!M・デムーロと重賞ワンツーも
2025年10月07日 15:33

米国西海岸を拠点に活躍する日本人の木村和士騎手(26)で5日、サンタアニタ競馬場で2歳の重賞、ズマビーチS(G3、芝1600メートル)をスタークコントラスト(牡2、父カラヴァッジオ)で制した。勝ちタイムは1分34秒77。5頭立ての3番人気馬で、道中は4番手に控え、直線で力強く差し切りを決めた。
サンタアニタ競馬場の公式ニュースによると、木村騎手は「スタート後にみんなが並んでいたので、最初のコーナーで控えることを選択しました。外に出すと、いいリズムになりました。デビューの前からステークスを勝つ馬になりますよ、とマッカーシー調教師に言っていたんです」とコメント。マイケル・マッカーシー師(今年のケンタッキーダービー2着ジャーナリズムなどを管理)は「今日は戦略的なレースになりましたが、カズシ(木村騎手)が素晴らしいレースをして、最高の位置で運んでくれました」と人馬をたたえている。同馬の今後はBC開催(10月31日=デルマー)の2歳戦に出走予定。
この日の木村騎手は日本から米国に遠征中のミルコ・デムーロ騎手が制した2歳牝馬の重賞、サーファーガールS(G3、芝1600メートル、8頭立て)もスクラッチイットを2着に導き、ミルコとのワンツーフィニッシュを決めている。