「フォーエバーヤングに投票しない人の唯一の選択肢だったはず。クソほど明らか」大物馬主が怒り
2026年01月06日 12:00
歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知られる米国の大物オーナー、マイク・リポール氏(リポールステーブル)が現地時間4日、エクリプス賞の各部門最終候補の発表を受け、自身のX(旧ツイッター)を更新し、悔しさをあらわにした。
古馬ダート牡馬部門はBCクラシック覇者フォーエバーヤング、BCダートマイル覇者ナイソス、BCクラシック2着のシエラレオーネ(アルファベット順)の3頭が最終候補に残り、リポール氏の所有したフィアースネス、マインドフレームは落選する結果になった。
リポール氏は「G1競走でシエラレオーネとナイソスをそれぞれ別々に破った唯一の馬の名前を挙げることができますか? マインドフレームです」と書き出し、「私が一悶着(ひともんちゃく)を起こす人間だというのはわかっています。でも、事実は事実です。3つの重賞勝利、そのうち2つがG1勝利という実績を持ったマインドフレームは古馬牡馬部門のエクリプス賞ファイナリスト(最終候補)に選ばれるべきでした。(BCクラシック制覇の日本馬)フォーエバーヤングに投票しない人の唯一の選択肢はマインドフレームだったはずです。物議を醸すことなんてない。クソほど明らかです。実際のレース成績を考えると、シエラレオーネとナイソスがマインドフレームよりも名前が挙がるなんて、どうしても理解しがたい」と投票結果に対する怒りと失望を書きつづった。
リポール氏は「何よりも、もっと評価されるべきだった人たちについて、心が痛みます」と続け、自身のスタッフやマインドフレームの生産者(故人)とその家族、メリーランド州の生産者、トッド・プレッチャー厩舎、イラッド・オルティスジュニア騎手の名前を挙げた。
25年のマインドフレームは始動戦のG2ガルフストリームパークマイルを快勝し、続くチャーチルダウンズS、スティーブンフォスターSでG1を連勝。チャーチルダウンズSの2着がナイソス、スティーブンフォスターSの2着がシエラレオーネだった。8月上旬のホイットニーSを取り消した後に臨んだジョッキークラブゴールドCはスタート直後に他馬が斜行した影響で騎手が落馬し、競走中止。ラストランとなった大一番のBCクラシックは5着という成績だった。
リポール氏は「ジョッキークラブゴールドCまでマインドフレームは今年無敗でした。あのレースで彼とイラッド(オルティスジュニア騎手)は深刻なケガを負う寸前で、その後は以前の状態に戻りませんでした。競馬はときどき、本当に報いるべきことを忘れてしまいます。勝利です。ありがとう、マインドフレーム」と愛馬への感謝で投稿を締めくくっている。
リポール氏はこれまでにアンクルモーなどの名馬を所有。一昨年には日本のセールにも参加し、話題を呼んだ。
