ナダル引退の米クラシック路線、ベルモントS最有力はティズザローか
2020年05月29日 14:26
現地28日、デビューから4戦無敗だったナダルが調教中の骨折で電撃引退。6月20日にクラシック初戦として行われるG1ベルモントステークス参戦はかなわなくなった。
B.バファート調教師は前日、ナダルをベルモントSに出走させ、もう1頭の無敗馬シャーラタンは7ハロンのG1ウッディースティーブンスステークスに使い分ける意向を示していた。
しかしナダルが引退したことでバファート調教師は「(シャーラタンの今後は)関係者たちと話し合わなければ」とコメント。「オーナーたちはウッディースティーブンスSへの出走を望んでいる。馬の調教を見極めてから決断することになるだろう」と話している。
バファート厩舎のツートップがいずれも不出走の場合、ベルモントSで最有力馬に躍り出るのはG1フロリダダービー勝ちのティズザローか。今月23日にG3マットウィンステークスを勝ったゴドルフィン所有のマックスフィールドも参戦の可能性は残されている。