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【キングジョージ】愛の女王ラブは3着で連勝止まる・・・凱旋門賞人気も後退へ

2021年07月25日 10:30

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<キングジョージ6世&クイーンエリザベスS>◇24日=アスコット(英国)◇G1◇3歳上◇芝2390メートル◇出走5頭

 G1・4連勝中で1番人気だったアイルランドのラブ(牝4、A・オブライエン、父ガリレオ)は3着に敗れ、連勝がストップした。

 ライアン・ムーア騎手を背に道中は5頭立ての4番手を追走。直線でミシュリフに外からかわされた後、しぶとく前のアダイヤー、ミシュリフを追いかけたが、勝った英ダービー馬アダイヤーから3馬身半差、2着ミシュリフから1馬身4分の3差の3着だった。

 ラブは2歳シーズンにG1モイグレアスタッドSを含む7戦3勝。3歳シーズンは英1000ギニーを4馬身4分の1差、英オークスを9馬身差、ヨークシャーオークスを5馬身差で圧勝し、3戦3勝。4歳となった今年も初戦となった前走プリンスオブウェールズSを逃げ切って、G1・4連勝中だった。

 1番人気のキングジョージで敗れ、大手ブックメーカーは即座に反応した。レース前の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月3日=パリロンシャン)へ向けた単勝前売りオッズは6・5倍。英愛オークス馬スノーフォール(牝3、A・オブライエン、父ディープインパクト)に次ぐ2番人気の評価だったが、レース後は8~10倍の4、5番人気へ後退している。

出典:日刊スポーツ