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ザーラ騎手もロックダウン規定違反、カー騎手らは追加聴取の可能性

2021年08月29日 09:26

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うヴィクトリア州のロックダウン規定に違反し、J.カー騎手ら4人のジョッキーがレンタルハウスで過ごしていた件について、M.ザーラ騎手も同席していたことが新たに発覚。レーシングヴィクトリア(RV)が現地28日に事実を公表するとともに、ザーラ騎手にも追加で処分を下した。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、RVはザーラ騎手も同席していたとする情報を受け、ただちに事情聴取したところ本人が事実関係を認めたとのこと。先に違反が発覚した4人には、罰金や8月26日から11月25日まで3か月の騎乗停止、14日間のレース施設立ち入り禁止など重い処分が下されたが、これにザーラ騎手も加えられた。その結果として、コックスプレートやメルボルンカップといったスプリングカーニバルでの騎乗は不可能となる。

 ザーラ騎手は今月初めの負傷により休養中。来週土曜からの復帰を視野に入れ、コックスプレートではベリーエレガントに騎乗することが内定していた。

 なお、先に処分を下されていた4人はザーラ騎手の同席を明かさなかったため、追加聴取を受ける可能性が浮上している。