5月末の英G3ブリガディアジェラードステークス後に故障した昨年の英ダービー馬デザートクラウンだが、幸い大事には至らず軽めの運動を再開したようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　デザートクラウンは休み明けだったブリガディアジェラードSでフクムの2着に敗れてキャリア4戦目での初黒星。その後の調教中に故障が見つかってロイヤルアスコット開催を回避していた。

　陣営のアシスタントレーシングマネージャーは28日、「先週はずっと歩いていたが、今はキャンターを始めた」「スキャンやレントゲンで異常は見つからなかったから、打撲のようなものだったのだろう。10日ほど遅れただけだ」とコメント。ただし今後については「ゆっくり時間をかけ、フル稼働できるようになってからプランをたてる」と明言を避けた。