南アフリカのグレイヴィル競馬場で現地1日、シーズン総決算のG1ダーバンジュライ（3歳以上、芝2200m）が18頭により争われ、4番手キープから馬場の中央を伸びるウィンチェスターマンションが、中団馬群から内に切り込んで追撃するシーイットアゲインとの叩き合いを1/4馬身差で制した。

　さらに3馬身1/2差の3着に中団の内ラチ沿いを追走したブレスマイスターズが続き、3年ぶりの3勝目を狙った8歳馬ドゥイットアゲインはシーイットアゲインの後ろから追い上げるも1馬身差の4着。このレース限りで引退した。

　ウィンチェスターマンションはトリッピ（父エンドスウィープ）産駒の4歳せん馬で、昨年6月にG3ポケットパワーステークスで重賞初制覇。前走のG3ドルフィンズカップトライアルで1年ぶりに重賞を制し、3度目の重賞勝ちがビッグタイトルとなった。