現地7日、南アフリカのケニルワース競馬場でG1キングスプレート（3歳以上、芝1600m）が10頭により争われ、7番手を追走した単勝81倍の8番人気アルムタナが直線で外ラチ沿いを伸びると、8番手から内を突いて先んじた1番人気チャールズディケンズをゴール前で差し切った（クビ差）。

　3連覇を狙った2番人気ジェットダークは9番手追走から1馬身1/4差の3着に敗れ、さらにクビ差の4着には昨年の2着馬で3番人気のコメットディーディンが続いた。

　アルムタナはシャドウェルが生産・所有するディープフィールド産駒の5歳セン馬で、昨年6月のゴールドチャレンジに続く2度目のG1制覇。重賞は同3月のG2ハワイステークスと合わせて通算3勝目とした。

　なお、この開催で粗暴行為による騎乗停止から戦列復帰したC.スミヨン騎手のゴールデンドゥカート（5番人気）は勝ち馬から7馬身余りの7着に敗れている。

　キングスプレートはカナダのクイーンズプレートと同様、エリザベス2世の死去に伴い今回から名称を改めた。