米ベルモントパーク競馬場でG2ジョンA.ネラッドステークス（4歳以上、ダート7ハロン）が現地1日に行われ、後方から馬群の中を進出した3番人気のスリーテクニックが、直線半ばで外へ切り替えると3馬身3/4差を開いて圧勝した。

　勝ち馬と並走状態から馬群の大外を回った最低7番人気のシンセシスが、好位から抜け出した2番人気キャンディーマンロケットを差し切りアタマ差で2着。1番人気のウェイバーンは最後方のまま7着に沈んだ。

　スリーテクニックはミスタースピーカー（父プルピット）産駒の6歳牡馬で今回が重賞初制覇。2年前のジョンA.ネラッドSで1着のマインドコントロールから2馬身圏内の3着という実績があるが、この他の重賞では昨年10月のG3アックアックステークスでの3着が目立つ程度だった。